Jackeryポータブル電源の評判と特徴|強みと弱点を解説

 

Jackeryポータブル電源の評判と特徴|強みと弱点を解説

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※掲載内容は執筆時点の情報に基づいており、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

こんにちは、ONLINESHOP-LIFEのサイト運営案内人、オンラインショップ探究者の「U.」です。


「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源が気になるけど、モデルが多すぎてどれを選べばいいのか分からない…」


そんなモヤモヤを抱えて、このページにたどり着いたのかもしれませんね。


その気持ち、すごく分かります。


公式ストアをのぞくと、手のひらサイズに近い小型モデルから、家まるごとの備えに使う大型モデルまでずらりと並んでいて、名前も「New」「Plus」「V3」とややこしいんですよね。


しかも同じモデルでも、時期や販売ページによって価格が数万円単位で違うことがあり、「今買っていいのかな?」と手が止まってしまう人も多いはずです。


私は普段から公式ストアや大手ECモールの商品ページを見比べていますが、ポータブル電源はスペックの読み方買う場所・タイミングで満足度が大きく変わる商品だと感じています。


決して安い買い物ではないからこそ、買ったあとに「思っていたのと違った」とは言いたくないですよね。


この記事では、Jackeryの評判から見える強みと弱点、ラインナップの整理、失敗しない選び方、そして用途別のおすすめモデルまで、順番にかみくだいてまとめました。


先に結論を言うと、初めて買う人は1000Whクラス、家族の停電対策まで考える人は1500Wh以上を基準に選ぶと、大きく外しにくくなりますよ。


読み終わるころには、あなたに合う1台がかなり具体的に見えてくるはずです。


[PR]用途に合う候補から確認したい方へ
まずは下の候補から、使いたい家電の出力・使用時間・持ち運ぶ重さに合うモデルを確認してください。

使い方・優先したいこと 比較する候補 記事内の説明
家でもキャンプでも使いたい 1000 New V3 向いている使い方を確認
家庭の停電対策を考えたい 1500 New 必要な容量と出力を確認
持ち運びやすさを優先したい 500 New 使える家電と重さを確認

太陽光充電も検討する方は、本体とパネルのセットの選び方へ

リンク先の公式サイトで候補の型番を選び、本体のみ・セット内容・価格・在庫・保証条件をご確認ください。




出典:イメージ:オンラインショップライフ



この記事の価格・仕様について
記事内の価格や仕様は、2026年9月18日時点でJackery公式サイトの製品ページおよび公式発表で確認できた情報をもとにした目安です。


ポータブル電源はセールやモデル改良、在庫状況の変化が多い商品なので、購入前には必ずJackery公式サイトで最新の価格・仕様・保証条件を確認してください。



記事のポイント
  1. Jackeryの評判から見える強みと購入前の注意点
  2. NewシリーズとPlusシリーズの違いと主要モデルの特徴
  3. 使いたい家電から容量と出力を逆算する選び方
  4. 1000Wh・1500Wh以上を基準にした用途別おすすめモデル





Jackeryポータブル電源の評判と特徴

出典:イメージ:オンラインショップライフ


まずは「そもそもJackeryってどんなブランドなの?」というところから整理していきます。


口コミやレビューを見ていくと、高く評価されているポイントと、買う前に知っておきたい弱点の両方がはっきり見えてきます。


良いところだけでなく気になるところも先に知っておくと、あとで後悔しにくくなりますよ。



ジャクリが選ばれる理由と強み

Jackeryは、2012年にアメリカ・カリフォルニアで生まれたポータブル電源のブランドです。


日本では2019年から本格的な販売が始まり、今は株式会社Jackery Japanが国内の販売やサポートを担当しています。


読み方は「ジャクリ」が正式ですが、「ジャックリー」「ジャクリー」と呼ぶ人も多いので、どの呼び方で検索しても同じブランドのことだと思って大丈夫ですよ。


なお、グループの中核企業は中国・深?に拠点を置いているので、「アメリカ発のブランドで、開発や生産はグループ全体で行っている」と理解しておくのが正確です。


日本での販売実績と知名度の高さ

Jackeryが選ばれる大きな理由のひとつが、日本での実績と知名度です。


調査会社フロスト&サリバンは、日本のポータブル電源およびポータブルソーラーパネル市場において、Jackery Japanが2019年から2025年まで7年連続で売上高・販売台数の第1位だったとして、同社を表彰したと発表しています(出典:フロスト&サリバン ジャパン『7年連続売上高・販売台数第1位を獲得したJackery Japan社を表彰』2026年4月21日)。


これはメーカー自身が公表している内容ではありますが、家電量販店やホームセンター、大手ECモールのどこでも見かけるブランドなのは間違いありません。


1500 Newは「家電大賞2025-2026」の防災・アウトドア家電部門で金賞を受賞しています。Jackeryとしては4年連続の受賞です(出典:株式会社Jackery Japan プレスリリース『Jackeryが4年連続で、<家電大賞2025-2026>の「防災・アウトドア家電部門」で金賞を受賞』)。


「よく見かける」「売れている」という安心感は、高い買い物をするときの心理的なハードルを下げてくれますよね。


売れている=自分に合う、とは限りませんが、情報や口コミが集まりやすいぶん、買う前に調べられることは多くなります。


口コミから見える満足度の傾向

大手ECモールのレビューを見ていくと、主要モデルは5点満点で4点台前半の評価が並んでいます。


レビュー件数も数百件単位で集まっているモデルが多く、評価のばらつきが落ち着いているのが特徴です。


よく書かれているのは、「容量の割に軽い」「充電が速い」「思っていたより多くの家電が動いた」「操作が分かりやすい」といった声。


とくに、初めてポータブル電源を買った人が「難しい設定なしで使えた」と書いているのは、防災用として大きな意味があると思います。


災害のときは、説明書をじっくり読む余裕なんてありませんからね。


一方で、評価の低いレビューの中身を見ると、「重かった」「思ったより使える時間が短かった」「買ったあとにセールが始まった」といった内容が目立ちます。


このうち使える時間の話は、あとで説明する変換のロスが関係していることが多く、故障ではないケースがほとんどです。


レビューの星の数だけを見るのではなく、「どんな理由で不満だったのか」まで読むと、自分にとって本当に問題になるかどうかが見えてきますよ。


容量の割に軽くて持ち運びやすい

口コミでとくによく見かけるのが、「思っていたより軽い」「女性でも運べた」という声です。


たとえば最新モデルの1000 New V3は、容量1024Whで重さ約10.6kg。


2000Whクラスの2000 Newでも約17.9kgに抑えられています。


電池を本体の骨組みの一部として組み込む独自の構造を採用していて、同じ容量帯の中では小さく軽くまとめているのが特徴です。


数kgの差と聞くと小さく感じるかもしれませんが、車への積み下ろしや、階段のある家での移動では体感がかなり違いますよ。


充電の速さもここ数年で大きく進化

少し前のポータブル電源は、「満充電まで6時間、8時間かかるのが当たり前」という世界でした。


それが今では、1 - 2時間ほどで満タンになるモデルが主流になっています。


この進化、防災の観点ではものすごく大きいんですよ。


台風が近づいているとニュースで知ってから充電を始めても、十分に間に合う可能性が高いからです。



モデル 容量 コンセント充電の目安 特徴
240 New 256Wh 約1.9時間(緊急充電モードで約1時間) 小型で扱いやすい
500 New 512Wh 約1.3時間 軽さと速さのバランスが良い
1000 New V3 1024Wh 約1時間前後 1000Whクラスとしては高速
1500 New 1536Wh 約1.5時間(緊急モードで最短80分ほど) 大容量なのに速い
2000 New 2042Wh 約1.7時間 2000Whクラスとして優秀


※メーカーが公表している条件下での目安です。電池の温度や使用状況によって前後します。



ただし、急いで充電するモードは電池に負担がかかりやすい面もあります。


ふだんは通常の充電、いざというときだけ緊急モード、という使い分けが電池にはやさしいですよ。


長く使えるリン酸鉄リチウムイオン電池

今のJackeryの主力モデルは、ほとんどが「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用しています。


リン酸鉄は熱に強く、充電と放電を繰り返せる回数が多いのが特徴で、Jackeryでは4,000回 - 6,000回の充放電を繰り返したあとも、初期容量の約70%を保てるとしています。


単純計算すると、毎日1回フルに使っても10年以上もつ計算です。


防災用にしまっておく人にも、キャンプで頻繁に使う人にも心強いポイントですね。


ただし、これは決められた条件での目安で、暑い場所での保管や使い方によって実際の寿命は変わる点は覚えておいてください。


「何年使えるか」は、使う回数と置き場所しだいで大きく変わります。


保証・回収・ソーラーパネルまでそろう安心感

購入後のサポートが手厚いのも、Jackeryの評判を支えている部分です。


公式ストアで買った場合、主要な現行モデルは3年保証に2年の自動延長がついて、最大5年の保証になります。


電話やLINEでの問い合わせ窓口、国内での修理受付も用意されています。


さらに、使い終わったポータブル電源を無料で回収してくれるサービスもあり(送料は自己負担)、将来の処分に困りにくいのもうれしいところ。


純正ソーラーパネル「SolarSaga(ソーラーサガ)」シリーズとのセット商品も多く、電源と発電手段をまとめてそろえやすいのもJackeryらしさです。


ただし、保証の条件はモデルや購入した店によって変わります。


「Jackeryならどれでも5年保証」ではない点は、あとで詳しく説明しますね。


安全性の認証と災害現場での実績

ポータブル電源は、大きなリチウムイオン電池を家の中に置いておく道具です。


だからこそ、「安全に作られているか」は価格や容量と同じくらい大事な判断材料になりますよね。


Jackeryは、家庭用コンセントを備えたモデルについて、電気用品安全法にもとづくPSEマークを取得していると案内しています。


この制度では、基準に適合した検査を行った事業者だけがPSEマークを表示でき、表示のない製品は販売できないことが定められています(出典:経済産業省『電気用品安全法の概要』)。


つまりPSEマークは、「日本で正規に流通している製品かどうか」を見分ける手がかりのひとつになります。


海外の通販サイトなどで極端に安い製品を見かけたとき、このマークの有無を確認するクセをつけておくと安心ですよ。


さらに、一般社団法人防災安全協会の「防災製品等推奨品」の認定を受けたモデルもあり、自治体や公共機関での導入例も紹介されています。


本体の中では、電池の状態を見張る制御システム(BMS)が働いていて、使いすぎ、充電しすぎ、ショート、温度の異常などを検知すると自動で電気を止める仕組みが組み込まれています。


外側のケースにも燃えにくい素材が使われていて、万が一のときに炎が広がりにくいように設計されています。


実際の災害現場でも使われていて、2024年1月の能登半島地震では、メーカーが被災した自治体や医療チームにポータブル電源とソーラーパネルを無償で提供したと発表しています(出典:Jackery Japan『令和6年能登地震支援活動報告』)。


避難所で温かい食事を用意したり、通信機器に電気を送り続けたりする場面で役立ったと報告されています。


ただし、どれだけ認証を取っていても「絶対に安全」と言い切れる電池製品は存在しません。


取扱説明書に書かれた温度や使い方の範囲を守ること、異常を感じたらすぐ使用をやめることが、結局は一番の安全対策になりますよ。


アプリやUPS機能で日常にもなじむ

出典:イメージ:オンラインショップライフ


最近のJackeryは、「災害のときだけ押し入れから出す道具」ではなく、ふだんの暮らしの中で使う家電に近づいてきています。


その代表が、スマートフォンのアプリとの連携です。


対応モデルなら、アプリから残量や入出力の様子をリアルタイムで確認でき、コンセントやUSBのオン・オフを手元で切り替えることもできます。


電池をいたわりながら充電する節約モード、ファンの音を抑える静かな充電モード、急いで満タンにする緊急充電モードなど、充電のしかたを選べるのも便利なところ。


もうひとつ知っておきたいのが、UPS機能(無停電電源装置)です。


これは、ふだんは家のコンセントから家電に電気を通しておき、停電した瞬間に内蔵バッテリーからの給電へ自動で切り替わる機能のこと。


切り替わるまでの時間はモデルによって違い、最新の1000 New V3や1500 Newは約0.01秒(10ミリ秒)、少し前のモデルは20ミリ秒ほどとされています。


この速さなら、Wi-Fiルーターやパソコンのような機器は、電源が落ちずに動き続けられることが多いです。


充電しながら家電に給電する「パススルー」にも対応していて、対応モデルでは入ってきた電気をバッテリーを通さず直接家電へ流す方式が採られています。


そのため、冷蔵庫やルーターの後ろにつなぎっぱなしにしておく使い方もしやすくなりました。


とはいえ、切り替え時間はゼロではないので、少しの電源断も許されない機器に使う場合は、機器側の仕様を必ず確認してくださいね。



  • Jackeryが選ばれやすい理由のまとめ
  • 日本での販売実績が長く、量販店やECモールで手に入りやすいこと。
  • 同じ容量帯の中で軽く、持ち運びやすいモデルが多いこと。
  • 長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池が主流になっていること。
  • 公式購入での最大5年保証や無料回収など、買ったあとの安心感があること。



出典:イメージ:オンラインショップライフ



◆「U.」(ONLINESHOP-LIFEのサイト運営案内人/オンラインショップ探究者)のワンポイントアドバイス

いろいろなブランドの商品ページを見比べていて感じるのは、Jackeryは「スペックの数字で一番を狙う」というより「初めての人でも迷わず使える安心感」を大事にしているブランドだということです。


とにかく最速の充電や最多のポート数を求めるなら他社も候補になりますが、「失敗したくない」「サポートがしっかりしているところで買いたい」という人には選びやすいブランドですよ。



購入前に知りたい弱点と注意点

出典:イメージ:オンラインショップライフ


評判の良いJackeryですが、もちろん完璧な商品ではありません。


ここでは、口コミや仕様を見比べていて「これは買う前に知っておいたほうがいいな」と感じるポイントを正直にまとめます。


あなたにとって気になる弱点がないか、チェックしながら読んでみてください。


出典:イメージ:オンラインショップライフ


定価は高めでセール価格との差が大きい

Jackeryでまず戸惑いやすいのが、価格の振れ幅です。


たとえば1000 New V3はメーカー価格が税込109,800円ですが、発売記念セールでは34%オフの72,468円で販売されていました。


4万円近い差があるので、定価で買った直後にセールが始まると、ちょっと悔しい気持ちになりますよね。


公式ストアではセールが頻繁に開かれる傾向があるので、急ぎでなければ価格の動きを見てから買うのがおすすめです。


逆に言えば、定価だけを見て「高すぎる」と候補から外してしまうのはもったいないかも。


表示の容量をすべて使えるわけではない

ポータブル電源の容量が「1024Wh」と書かれていても、コンセント(AC)から家電に使える電力は、その全部ではありません。


内部の電気を家庭用の電気に変換するときに、どうしても熱などで少し失われてしまうからです。


一般的な目安として、ACコンセントで使える量は表示容量の8 - 9割程度と考えておくと現実に近くなります。


「1024Whあるから100Wの家電がちょうど10時間使えるはず」と思っていると、実際に使ったときに「あれ、早く減る?」と感じてしまう原因になるので注意してください。


これは故障ではなく、どのメーカーのポータブル電源でも起こることですよ。


大容量モデルは重く、容量を増やせないモデルもある

Jackeryは同じクラスの中では軽いほうですが、それでも容量が大きくなれば当然重くなります。


2000 Newは約17.9kg、3000 Newは約27kgと、気軽に片手で持ち運べる重さではありません。


軽さを重視した「New」シリーズは、あとから外付けの拡張バッテリーをつないで容量を増やすことができません。


「最初は小さく買って、あとで増やしたい」と考えている人は、拡張に対応した「Plus」シリーズを選ぶ必要があります。


ポート数・防水・動作音にも注意

1000 New V3や1500 Newのコンセントは3口で、USBやシガーソケットを合わせた出力口は合計7つです。


他社には同じ容量帯でコンセントが5 - 6口あるモデルもあるので、たくさんの家電を同時につなぎたい人は物足りなく感じるかもしれません。


とはいえ、停電時に本当に同時につなぐ家電は、冷蔵庫と照明、通信機器くらいというご家庭も多いはずです。


「口数が多いほど良い」ではなく、「自分が何台つなぐか」で判断してください。


多くのモデルは防水仕様ではないので、雨の日の屋外に置きっぱなしにするような使い方には向いていません。


急速充電中や高い出力で使っているときは冷却ファンが回るので、寝室や静かなキャンプ場では音が気になるという声もあります。


アプリで静かな充電モードを選べるモデルもあるので、夜に充電したい人は設定を確認しておくと安心ですよ。


置き場所とサイズの確認も忘れずに

意外と見落とされがちなのが、「どこに置くか」という問題です。


たとえば1000 New V3は、幅・奥行き・高さがおよそ31×20×23cmで、両手で抱える箱くらいの大きさ。


2000Whクラスになると、これがひと回りもふた回りも大きくなります。


押し入れやクローゼットに入れるつもりなら、奥行きや高さをメジャーで測ってから買うのが確実です。


本体は熱を逃がすためにファンで風を出すので、壁や家具にぴったりつけて置くのは避けてください。


まわりに10cmくらいの余裕があると安心です。


防災用として考えるなら、置き場所にはもうひとつ大事な条件があります。


それは、停電したときにすぐ手が届く場所かどうか


押し入れの奥にしまい込んでしまうと、暗い中で引っ張り出すのが大変ですし、結局使わずじまいということにもなりかねません。


リビングの隅や玄関近くの収納など、「すぐ出せて、じゃまにならない場所」を先に決めておくと、サイズ選びの基準もはっきりしますよ。


不具合の声がゼロではない

口コミを見ていくと、「残量表示が急に減った」「充電が途中で止まった」「電源が入らなくなった」といった声もいくつか見つかります。


このうち、充電が85%前後で止まるケースは、電池を長持ちさせるための節約モードがオンになっているだけ、ということもあります。


残量ゼロのまま長く放置して電池が深く眠った状態になり、充電できなくなる例もあるようです。


メーカーは故障率を公表していないので「壊れやすい」「絶対に壊れない」とは言えませんが、正しい使い方と保管を心がけることが大切です。


電源トラブルが起きたときの確認手順やリセット方法は、Jackeryの電源トラブルを解決するリセットとメンテナンスの解説記事でくわしくまとめています。


ここで、故障かもしれない症状と、すぐに使うのをやめるべき症状を分けて整理しておきますね。



すぐに使用をやめて、メーカーに連絡したい症状

  • 本体やケーブルが、触れないほど熱くなっている。
  • 本体がふくらんでいる、変形している、外装が割れている。
  • 焦げたようなにおいや、いつもと違うにおいがする。
  • 落下や水濡れのあとに、動作がおかしくなった。

これらに当てはまるときは、コンセントから抜き、燃えやすいものから離した場所に置いてから、メーカーのサポートに連絡してください。


製品評価技術基盤機構(NITE)も、リチウムイオン電池を使った製品について、高温の場所に放置しないこと、異常を感じたらすぐに充電・使用を中止することを呼びかけています。万が一発火した場合は、大量の水で消火し、できるだけ水に浸けた状態にして119番通報するよう案内されています(出典:製品評価技術基盤機構『夏バテ(夏のバッテリー)にご用心』)。



付属品が別売りで、総額が思ったより上がることも

意外と見落としやすいのが、本体以外にかかるお金です。


持ち運び用の収納バッグや、車のシガーソケットから充電するためのケーブルは、モデルによって別売りになっていることがあります。


車の中で本格的に充電したい人向けの専用充電器も、もちろん別売りです。


ソーラーパネルまで一緒にそろえるとなると、本体価格にプラスして数万円の予算を見ておくと安心です。


「本体だけ買えば全部できる」と思っていると、あとから追加の出費でモヤモヤしてしまうので、買う前に何が箱に入っているのかを商品ページで確認しておきましょう。


ちなみに、ソーラーパネルとのセット商品(Solar Generator)を選ぶと、単品でそろえるより割安になることが多いです。


最初からパネルまで使う予定がある人は、セットで検討したほうがトータルでお得になりやすいですよ。


アプリの使い勝手には評価が分かれる

アプリで遠隔操作できるのは便利な一方、「接続がうまくいかない」「アプリの動きが不安定なときがある」という声も見かけます。


本体の操作はアプリがなくても完結するので、致命的な問題にはなりにくいのですが、アプリ前提で使い方を考えていると期待とずれることがあるかもしれません。


接続がうまくいかないときは、スマートフォンのBluetoothを入れ直す、本体のファームウェア(内部のソフト)を最新にする、といった基本的な確認から試してみてください。


初期設定や接続の手順を確認したい人は、Jackeryアプリの使い方とBluetooth接続方法をまとめた解説記事も参考にしてみてください。


アプリを使いたい人は、購入前に対応モデルかどうかを商品ページでチェックしておくと安心です。


正直、Jackeryを選ばないほうがいい人

ここまで弱点を並べてきましたが、まとめると「こういう人には向かないかも」という条件が見えてきます。


まず、とにかく最速の充電や最多のポート数を求める人


この条件なら、他社のほうが数字で上回るモデルがあります。


次に、雨のかかる場所に置きっぱなしで使いたい人


防水に対応した特別なモデル以外は、屋外の常設には向きません。


そして、とにかく最安値で買いたい人


定価で比べると、Jackeryは割高に感じられることが多いです。


最後に、使う予定がほとんどないのに大容量を買おうとしている人


これはJackeryに限った話ではありませんが、重さと置き場所の負担だけが残ってしまいます。


逆に言えば、この4つに当てはまらないなら、Jackeryはかなり手堅い選択肢です。


弱点を知ったうえで選んだものって、あとから不満が出にくいんですよね。


ほかのメーカーも比較したい方は、メーカー公式サイトの確認先(PR)もご利用ください。必要な容量・出力・重さをそろえて比べましょう。



購入前に確認しておきたい注意点

  • 定価とセール価格の差が大きいので、購入タイミングで満足度が変わります。
  • 表示容量のすべてをコンセントで使えるわけではなく、8 - 9割程度が目安です。
  • 「300D」のようにコンセントがないモデルもあるので、家電を使いたい人は出力口を必ず確認してください。
  • ほとんどのモデルは160Whを超えるため、飛行機に持ち込むことはできません。
  • 異常な発熱や膨らみ、異臭などがあればすぐに使用をやめ、メーカーのサポートに相談してください。



Jackeryのラインナップを整理

出典:イメージ:オンラインショップライフ


Jackeryのモデル名は、慣れないうちはとても分かりにくいです。


ここでは、シリーズごとの考え方と、容量帯ごとの主要モデルを表で整理していきます。


名前のルールさえつかめば、公式ストアの商品一覧もぐっと読みやすくなりますよ。



NewシリーズとPlusシリーズの違い

出典:イメージ:オンラインショップライフ


今のJackeryのポータブル電源は、大きく分けると「New」シリーズと「Plus」シリーズの2本柱になっています。


どちらもリン酸鉄リチウムイオン電池を使った現行モデルですが、設計の考え方がはっきり違います。


Newシリーズは「軽さと手軽さ」重視

Newシリーズは、1台で完結するシンプルさと、持ち運びやすさを重視したシリーズです。


240 New、500 New、1000 New V3、1500 New、2000 New、3000 Newなどがあり、容量のバリエーションが広いのが特徴です。


同じ容量帯の中で小さく軽くまとめているので、車に積んでキャンプに行く人や、家の中で置き場所を変えながら使いたい人に向いています。


その代わり、あとから拡張バッテリーをつないで容量を増やすことはできません。


出典:イメージ:オンラインショップライフ


Plusシリーズは「高出力と拡張性」重視

Plusシリーズは、専用の拡張バッテリーをつないで、あとから容量を増やせるのが最大の特徴です。


たとえば1000 Plusは本体1264Whで、拡張バッテリーを追加すると最大で約5kWhまで増やせます。


3600 Plusは本体3584Whから最大約21.5kWhまで、5000 Plusは100Vと200Vの両方に対応し、最大30kWhを超える規模まで拡張できる家庭用バックアップ向けのモデルです。


同じ容量帯のNewシリーズと比べると、出力が高い一方で重く大きくなりやすいので、据え置きで使う人向けと考えるとイメージしやすいと思います。



比べるポイント Newシリーズ Plusシリーズ
考え方 軽さと1台完結の手軽さ 高出力とあとから増やせる拡張性
容量の拡張 できない 専用の拡張バッテリーで増やせる
重さの傾向 同じ容量帯の中で軽い 重く大きくなりやすい
代表的なモデル 240 New、500 New、1000 New V3、1500 New、2000 New、3000 New 1000 Plus、2000 Plus、3600 Plus、5000 Plus
向いている人 キャンプや車中泊で持ち出す人、初めて買う人 家で据え置きにする人、将来容量を増やしたい人



そのほかのシリーズと名前のルール

New・Plus以外にも、用途を絞ったモデルがいくつかあります。


「300D」や「100 Plus」は、家庭用のコンセントがなく、USBやシガーソケットでの給電が中心のモデルです。


とくに100 Plusは容量99Whと小さく、航空会社のルールの範囲内で機内に持ち込めるクラスとして案内されています。


「SlimPower H1」は、厚さ約67mmの薄型ボディで、冷蔵庫の横や家具のすき間に置いておく家庭用の据え置きモデルです。


容量は1024Whですが、定格出力は800Wなので、電子レンジやドライヤーのような消費電力の大きい家電には向きません。


「V3」「V2」とつくモデルは、既存モデルを改良した新しいバージョンという意味です。


さらに、家電量販店など特定のお店だけで売られている「販路限定モデル」もあるので、店頭で見慣れない型番を見かけたら公式サイトで仕様を確認してみてください。


UltraシリーズやProシリーズはどう位置づける?

New・Plus以外の名前も、たまに目にすることがあります。


「Ultra」は、ほこりや水に強い設計を売りにしたシリーズです。


1500 Ultraのように防塵防水の等級が示されたモデルがあり、屋外の作業現場や、天気が読みにくい屋外イベントのように、少し過酷な環境で使う人に向いています。


一般的なNewシリーズやPlusシリーズは防水ではないので、雨がかかる場所に置きっぱなしにするような使い方を考えているなら、こうしたタフなモデルか、別の対策を検討してください。


一方の「Pro」は、今のシリーズより前の世代にあたる呼び名です。


軽さでは優れた面もありますが、使われている電池の種類が違い、充放電を繰り返せる回数が現行モデルより少ない傾向があります。


セールで安く見かけることもありますが、10年近く使うことを前提にするなら、リン酸鉄リチウムイオン電池を積んだ現行モデルのほうが結果的に満足度が高いと思います。


名前だけで判断せず、商品ページで電池の種類充放電できる回数を確認する。


これが、旧モデルを検討するときの一番のポイントです。


シリーズ選びで迷ったときの判断軸

ここまで読んで、「結局、NewとPlusのどっちを選べばいいの?」と思った人もいるかもしれませんね。


判断の軸はとてもシンプルで、次の2つだけです。



NewとPlusを分けるたった2つの質問

  • 1つめ「その電源を、家の外へ持ち出しますか?」→持ち出すならNewシリーズ。
  • 2つめ「将来、容量を増やしたくなりそうですか?」→増やしたいならPlusシリーズ。


どちらも「はい」なら、持ち出す用にNew、家に据え置く用にPlus、という2台持ちも選択肢です。



キャンプや車中泊で使う人が拡張バッテリーを買い足すことは、正直あまりありません。


荷物が増えるうえ、車への積み下ろしがどんどん大変になるからです。


逆に、家に置いて停電対策として使う人は、「思ったより足りなかった」と感じたときに増やせる余地があるとうれしいですよね。


この違いが、そのままNewとPlusの住み分けになっているんですよ。



旧モデルや中古品を検討するときは
以前のProシリーズや初期のモデルには、三元系と呼ばれる別の種類の電池を使ったものがあります。


軽い反面、充放電できる回数がリン酸鉄より少なく、充電にも時間がかかる傾向があるので、長く使いたい人は現行モデルを優先するほうが安心です。


中古品は保証や回収サービスの対象外になることがあるため、購入前に条件を確認してください。



容量帯別に見る主要モデル一覧

出典:イメージ:オンラインショップライフ


ここでは、今Jackeryの公式ストアで中心になっている主要モデルを、容量の小さい順に並べてみました。


価格はメーカーが案内している税込価格の目安で、セール中はここから大きく下がることがあります。



モデル名 容量 定格出力 重さ 容量拡張 メーカー価格の目安
240 New 256Wh 300W 約3.6kg 不可 32,800円前後
500 New
用途・購入候補を確認
512Wh 500W 約5.7kg 不可 59,800円前後
1000 New V3
用途・購入候補を確認
1024Wh 1500W 約10.6kg 不可 109,800円前後
1000 New 1070Wh 1500W 約10.8kg 不可 119,800円前後
SlimPower H1 1024Wh 800W 約10.5kg 不可 119,800円前後
1000 Plus 1264Wh 2000W 公式サイトで確認 168,000円前後
1500 New
用途・購入候補を確認
1536Wh 2000W 約14.5kg 不可 149,800円前後
2000 New
用途・購入候補を確認
2042Wh 2200W 約17.9kg 不可 209,800円前後
2000 Plus 2042Wh 3000W 約27.9kg 285,000円前後
3000 New 3072Wh 3000W 約27kg 不可 359,800円前後
3600 Plus 3584Wh 3000W 約25kg 359,800円前後
5000 Plus 5040Wh 6000W 約60kg 799,000円前後


※表の数値はメーカーが公表している仕様・価格をもとにした目安です。在庫状況や改良によって変わることがあるので、正確な情報は公式サイトで確認してください。


※2026年9月18日時点では、2000 Newと1000 Plusが公式ストアで売り切れ表示になっていました。人気モデルは在庫が動きやすいので、購入時は在庫と価格をあわせて確認してください。



500Whクラスは「軽さ優先」の入門機

240 Newや500 Newは、スマホやノートパソコンの充電、LEDライト、小型の扇風機や電気毛布などに向いたクラスです。


とくに500 Newは5.7kgと軽く、6,000回の長寿命電池を積んでいるので、ソロキャンプや1泊の車中泊、ひとり暮らしの最低限の備えにちょうどいいサイズ感です。


ただし定格出力は300 - 500Wなので、電気ケトルや電子レンジ、ドライヤーのような1000Wを超える家電は動かせません。


1000Whクラスは「迷ったらここ」の中心帯

1000 New V3や1000 Newは、容量と出力、重さのバランスが一番とれているクラスです。


定格出力が1500Wあるので、家庭で使うほとんどの家電を動かせて、しかも約10kgとぎりぎり持ち運べる重さに収まっています。


後ほど詳しく紹介しますが、初めての1台として最も失敗しにくいのがこのクラスです。


1500 - 2000Whクラスは「家族の備え」向け

1500 Newや2000 Newは、冷蔵庫や調理家電も含めて、家族で停電をしのぐことを考えたときの本命になるクラスです。


重さは14.5 - 17.9kgとぐっと増えますが、「車に積む」「家の中で移動させる」くらいなら十分に扱えます。


3000Wh以上は「家の電気を守る」大型クラス

3000 New、3600 Plus、5000 Plusは、数日単位の停電対策や、家の電気の一部をまかなうことを想定した大型モデルです。


とくに5000 Plusは約60kgあり、専用の切り替え装置を使って家の分電盤とつなぐ構成にも対応するなど、「持ち運べる電源」というより家庭用の蓄電設備に近い存在です。


家とつなぐような使い方をする場合は、電気工事の資格を持つ専門業者に必ず相談してください。


1Whあたりの価格で見るとコスパが見えてくる

モデルを比べるとき、私がよく使うのが「1Whあたりいくらか」という見方です。


本体価格を容量(Wh)で割るだけの簡単な計算ですが、容量帯をまたいで比べるときに便利なんですよ。



モデル メーカー価格の目安 容量 1Whあたりの目安
240 New 32,800円前後 256Wh 約128円
500 New 59,800円前後 512Wh 約117円
1000 New V3 109,800円前後 1024Wh 約107円
1500 New 149,800円前後 1536Wh 約98円
2000 New 209,800円前後 2042Wh 約103円
3000 New 359,800円前後 3072Wh 約117円


※メーカーが案内している価格をもとにした概算です。セール価格で計算すると数字は大きく変わります。



この表を見ると、1500Wh前後のクラスが、容量あたりの価格ではもっとも効率が良いことが分かります。


小さいモデルは容量あたりで割高になり、逆に3000Wh級の大型モデルは高い出力や作りの分だけ単価が上がる傾向があるんですね。


ただ、この計算はあくまで容量だけを見た数字です。


重さ、持ち運びやすさ、置き場所、出力の高さ、拡張できるかどうかといった価値は反映されません。


「単価が安いから」という理由だけで大きなモデルを選ぶと、重くて使わなくなってしまう…というのはよくある失敗なので、あくまで判断材料のひとつとして使ってくださいね。


重さ1kgあたりの容量で持ち運びやすさを比べる

もうひとつ、私がよく見るのが「重さ1kgあたり何Wh入っているか」という数字です。


この数字が大きいほど、同じ重さでたくさんの電気を持ち歩けるということになります。



モデル 容量 重さ 1kgあたりの容量
240 New 256Wh 約3.6kg 約71Wh
500 New 512Wh 約5.7kg 約90Wh
1000 New V3 1024Wh 約10.6kg 約97Wh
1500 New 1536Wh 約14.5kg 約106Wh
2000 New 2042Wh 約17.9kg 約114Wh
3000 New 3072Wh 約27kg 約114Wh


※メーカー公表の仕様から計算した概算値です。



数字だけを見れば、大きなモデルほど効率よく電気を運べることになります。


でも、ここが落とし穴。


「効率よく運べる」のと「実際に運べる」のは、まったく別の話なんですよね。


27kgのモデルは、数字の上では優秀でも、階段を上るのは現実的ではありません。


体力や体格によって差はありますが、多くの人が無理なく持ち運べるのは10kg前後まで、階段の上り下りをともなうなら15kg程度が目安かなと思います。


ご自宅の環境を思い浮かべて、「これを持って移動できるか」を先にイメージしてみてください。



失敗しないJackeryの選び方

出典:イメージ:オンラインショップライフ


ラインナップが分かったところで、次は「自分に合うモデルをどう絞り込むか」です。


ポータブル電源選びでよくある失敗は、容量の数字だけを見て買ってしまい、使いたい家電が動かなかったり、重すぎて持ち出さなくなったりすることです。


ここでは、家電からの逆算、ソーラーパネルの考え方、保証やセール時期まで、順番に確認していきましょう。



使いたい家電から容量と出力を逆算

ポータブル電源を選ぶときに、まず理解しておきたいのが「容量(Wh)」と「定格出力(W)」の違いです。


この2つを混同すると、「容量は大きいのに家電が動かない」という失敗につながります。


容量Whは「タンクの大きさ」、出力Wは「蛇口の太さ」

出典:イメージ:オンラインショップライフ


水にたとえると分かりやすいです。


容量(Wh:ワットアワー)は、電気をためておける「タンクの大きさ」で、数字が大きいほど長い時間使えます。


定格出力(W:ワット)は、一度にどれだけの電気を流せるかという「蛇口の太さ」で、使いたい家電の消費電力よりこの数字が大きくないと、そもそも家電が動きません。


たとえば消費電力1300Wの電子レンジを使いたい場合、容量がいくら大きくても、定格出力500Wの500 Newでは動かないということです。


この場合は、定格出力1500Wある1000 New V3以上のモデルが必要になります。


つまり、先に決めるのは容量ではなく出力


ここを逆にすると、選び直しになってしまいます。


知っておくと安心な「純正弦波」と周波数の話

商品ページを見ていると、「純正弦波」「50Hz/60Hz対応」といった言葉が出てきます。


難しそうに見えますが、意味はシンプルです。


純正弦波というのは、家庭のコンセントから流れている電気とほぼ同じ、なめらかな波の形をした電気のこと。


安い製品の中には波の形が粗いものもあり、パソコンや精密機器につなぐと、動作が不安定になったり、機器を傷めたりすることがあります。


Jackeryの主要モデルは純正弦波と案内されているので、パソコンなどをつなぐ前提でも選びやすいですよ。


周波数のほうは、日本国内で東日本と西日本で電気の周波数が違うことに関係しています。


おおまかに言うと、東日本は50Hz、西日本は60Hzです。


Jackeryの主要モデルは両方に対応しているので、引っ越しても、旅行先でも、そのまま使えます。


専門用語に見えても、中身が分かると「ああ、そういうことか」と納得できるものが多いんですよね。


使える時間のざっくり計算方法

家電を何時間使えるかは、次の計算式でざっくり見積もることができます。



使える時間の目安の出し方
使える時間(時間)=ポータブル電源の容量(Wh)×0.85÷家電の消費電力(W)


0.85は、変換で失われる分を差し引いた「8 - 9割」の中間をとった、あくまで一般的な目安の数字です。



たとえば1000 New V3(1024Wh)で、消費電力50Wの電気毛布を使うと、1024×0.85÷50で約17時間が目安になります。


冬の車中泊で一晩8時間使っても、まだ余裕がある計算ですね。


同じく1000 New V3で消費電力1000Wの電気ケトルを使うと、1024×0.85÷1000で約52分。


1回お湯を沸かすのは数分なので、何度か使える計算になります。


ただし、実際の使える時間は気温や家電の使い方、電池の状態によって前後するので、ぴったりこの時間になるわけではない点は覚えておいてください。


主な家電の消費電力の目安

家電の消費電力は、本体の裏側や取扱説明書に書かれている「定格消費電力」で確認できます。


手元の家電が分からない場合は、次の表をひとつの目安にしてみてください。



家電 消費電力の目安 必要な定格出力の目安
スマホの充電 10 - 20W前後 小型モデルでも可
ノートパソコン 30 - 100W前後 小型モデルでも可
扇風機 30 - 50W前後 小型モデルでも可
電気毛布 50W前後 小型モデルでも可
液晶テレビ 60 - 150W前後 300W以上
家庭用冷蔵庫 100 - 300W前後(動き始めは数倍になることも) 1500W以上が安心
炊飯器 350 - 800W前後 1000W以上
電気ケトル 1000 - 1300W前後 1500W以上
ドライヤー 1000 - 1200W前後 1500W以上
電子レンジ 1000 - 1500W前後 1500 - 2000W以上


※消費電力は機種によって大きく違うため、あくまで一般的な目安です。実際には手持ちの家電の表示を確認してください。



冷蔵庫など「動き始め」の電力に注意

もうひとつ見落としやすいのが、家電が動き始める瞬間の電力です。


冷蔵庫やエアコン、電動工具のようにモーターが入っている家電は、スイッチを入れた瞬間だけ、ふだんの何倍もの電力を必要とすることがあります。


ポータブル電源には、ほんの一瞬だけ出せる「瞬間最大出力」という数字があり、1000 New V3なら3000W、1500 Newなら4000Wです。


この数字に余裕がないと、動き始めで安全装置が働いて電源が止まってしまうことがあるので、モーターの入った家電を使いたい人は、ワンランク上の出力を選んでおくと安心ですよ。


選ぶ手順としては、使いたい家電を書き出す、一番大きい消費電力を確認して定格出力を決める、使いたい時間を合計して容量を決める、最後に重さが許容範囲か確かめる、という流れがおすすめです。


文章だけだと流れが追いにくいので、手順として並べ直してみます。


出典:イメージ:オンラインショップライフ


ステップ1、使いたい家電を書き出します。


ステップ2、その中で一番大きい消費電力を確認します。500W以下なら240 Newや500 New、1000 - 1500Wなら1000 New V3、1500Wを超える家電や冷蔵庫のように起動電力が大きい家電を使うなら1500 Newや2000 Newが候補です。


ステップ3、使いたい時間を考えます。数時間から一晩ならそのクラスのままで大丈夫。1日以上や数日にわたるなら、ワンランク上の容量にソーラーパネルの併用を足して考えます。


ステップ4、その重さを自分で運べるか確かめます。運べないなら、容量を下げるか、家に置きっぱなしにする前提で選び直してください。


最後に、将来容量を増やしたいならPlusシリーズ、増やさないならNewシリーズ。これで候補が決まります。



候補を決める前に確認したい5つ

  • 使いたい家電の中で、一番大きい消費電力は何Wか確認した。
  • その数字より、本体の定格出力が大きいことを確認した。
  • モーターの入った家電を使うなら、瞬間最大出力にも余裕があることを確認した。
  • 使いたい時間の合計から、必要な容量(Wh)を計算した。
  • 本体の重さと置き場所が、自分の生活で無理のない範囲だと確認した。



あなたが停電のときに「これだけは絶対に使いたい」と思う家電は、何でしょうか。


そこから考え始めると、自然と必要なモデルが見えてきますよ。


家族構成別に見る必要容量の目安

「うちの場合はどれくらい必要なんだろう?」という人のために、家族構成ごとの目安もまとめておきますね。



家族構成 想定する使い方 必要容量の目安 候補になるモデル
ひとり暮らし スマホ・照明・ノートパソコン中心 250 - 500Wh 240 New/500 New
ふたり暮らし 上記+小型冷蔵庫や電気毛布 500 - 1000Wh 500 New/1000 New V3
3 - 4人家族 家庭用冷蔵庫+通信+照明を1日 1500 - 2000Wh 1500 New/2000 New
小さな子どもがいる家庭 上記+ミルク用のお湯や調理家電 2000Wh以上 2000 New/3000 New
数日の停電に備えたい家庭 上記+ソーラーパネル併用 2000Wh以上+発電手段 2000 New以上+SolarSaga


※あくまで一般的な目安です。実際に必要な容量は、使う家電や地域の状況によって変わります。



小さなお子さんや、体調に気をつけたい家族がいる場合は、この目安より少し余裕を持たせておくと安心です。


夏の暑さや冬の寒さは、体力のない人ほどこたえますからね。


停電の長さから逆算する考え方

もうひとつの考え方が、「どれくらいの停電に備えたいか」から逆算する方法です。


災害のときの停電は、数時間で復旧することもあれば、台風や地震の規模によっては数日続くこともあります。


目安として、スマホの充電と照明、情報収集ができれば十分という「半日程度」の備えなら、500Wh前後でもなんとかなります。


冷蔵庫の中身を守りながら1日をしのぎたいなら1500 - 2000Wh、2 - 3日を見据えるなら2000Wh以上にソーラーパネルを足す構成が現実的です。


ここで大事なのは、停電の長さは自分で選べないということ。


だからこそ、「使い切ったら終わり」ではなく、昼間に太陽の光で少し足せる仕組みまで含めて考えておくと安心感がぜんぜん違います。


住んでいる地域が台風の通り道なのか、大きな河川の近くなのか、マンションの高層階なのか。


そうした条件によっても必要な備えは変わるので、お住まいの自治体が出しているハザードマップや防災の手引きもあわせて確認してみてください。


UPS機能とパススルー充電の使い分け

選び方の最後に、意外と見落とされがちな「つなぎっぱなしで使えるか」という視点も入れておきましょう。


先ほど触れたUPS機能は、冷蔵庫やWi-Fiルーター、パソコンのように「止まると困る家電」と組み合わせると力を発揮します。


ふだんはコンセントの電気をそのまま家電へ流し、停電した瞬間だけバッテリーに切り替わるので、気づかないうちに守ってくれる感じですね。


この使い方をしたい人は、UPS機能に対応しているか、切り替えにかかる時間が何ミリ秒かを商品ページで確認してください。


一方で、キャンプや車中泊が中心なら、UPS機能よりも軽さや持ちやすさを優先したほうが満足度は高くなります。


あなたがポータブル電源を置く場所は、家のリビングでしょうか、それとも車の荷室でしょうか。


その答えによって、重視すべき機能は変わってきますよ。



ソーラーパネルとのセット運用で選ぶ

出典:イメージ:オンラインショップライフ


Jackeryの大きな魅力のひとつが、純正ソーラーパネルとのセットで選びやすいことです。


ポータブル電源は、ためた電気を使い切ってしまうと、次に充電するまで使えません。


停電が長引いたときや、電源のないキャンプ場で連泊するときには、「電気をためる箱」だけでなく「電気をつくる手段」があるかどうかで安心感が大きく変わります。


「Solar Generator」セットという選択肢

Jackeryでは、ポータブル電源とソーラーパネル「SolarSaga」を組み合わせたセット商品を「Solar Generator(ソーラージェネレーター)」という名前で販売しています。


たとえば1000 New V3の場合、100Wの軽量パネル「SolarSaga 100 Air」とのセットは税込142,600円、200Wパネルとのセットは税込196,400円がメーカー価格の目安です。


セールのときはセット商品も大きく値下がりすることが多いので、あとからパネルを買い足すより割安になることもあります。


純正同士の組み合わせなので、接続用のケーブルや対応をいちいち調べなくていいのも、初めての人にはうれしいポイントですね。


SolarSagaシリーズの選び方

純正パネルにもいくつか種類があって、置き方や持ち運び方で選ぶのがコツです。



パネル 最大出力の目安 重さの目安 向いている使い方
SolarSaga 40 Mini 40W 約1kg前後 バックパックに付けて持ち歩く、小型モデルの補助
SolarSaga 100 Air 100W 約3.7kg 軽さ優先。キャンプや防災用の持ち出しに
SolarSaga 100 100W 約4kg 標準的な1枚。1000Whクラスとの相性が良い
SolarSaga 200 200W 約8kg 大容量モデルを短時間で充電したい人向け


※仕様や重さはモデルの改良で変わることがあります。購入前に公式サイトで最新の情報を確認してください。



1000Whクラスなら100Wを1 - 2枚、2000Whクラス以上なら200Wを組み合わせる、というのがざっくりした目安です。


持ち出す前提なら軽いモデル、家のベランダや庭に広げるなら多少重くても出力の大きいモデル、という選び方が分かりやすいと思います。


屋外に長く置いたままにしたい人向けに、防塵防水に対応した固定型のパネルや、車の屋根の曲面にも貼れる柔らかいタイプもあります。


使う場所をイメージしてから選ぶと、「広げる場所がなくて結局使わなかった」という失敗を防げますよ。


パネルの表示ワット数どおりに発電するとは限らない

ここで注意したいのが、ソーラーパネルの「100W」「200W」という数字は、日差しや角度などの条件がそろったときの最大値だということです。


実際には、雲の量、太陽の角度、パネルの温度、影のかかり方などによって、表示より少ない発電量になることがほとんどです。


ざっくりとした目安ですが、晴れた日でも表示の6 - 7割くらい、曇りや雨の日はさらに大きく下がると考えておくと、期待とのズレが少なくなります。


たとえば1024Whのポータブル電源を200Wのパネルで充電する場合、条件が良くても半日近くかかるイメージです。


「ソーラーパネルがあれば家電を使い放題」ではなく、「停電中に少しずつ電気を足していける心強い味方」と考えるのがちょうどいいですね。


ソーラーで1日にどれくらい充電できる?

出典:イメージ:オンラインショップライフ


もう少し具体的に、1日の発電量をイメージしてみましょう。


晴れた日に、太陽の光がしっかり当たる時間はおおよそ4 - 5時間ほどと考えるのが現実的です。


朝や夕方は太陽の角度が低くて発電量が落ちるので、まるまる12時間分をあてにはできないんですね。



パネルの出力 晴れた日の目安 曇りの日の目安 補える家電のイメージ
100W×1枚 約250 - 350Wh 約50 - 150Wh スマホ数台と照明、ルーター
100W×2枚 約500 - 700Wh 約100 - 300Wh 上記+電気毛布や小型冷蔵庫
200W×1枚 約500 - 700Wh 約100 - 300Wh 上記と同程度


※天候、季節、設置の角度、影の有無によって大きく変わります。あくまで計画を立てるときの目安としてください。



この表を見ると、「ソーラーだけで生活のすべてをまかなう」のは現実的ではないと分かると思います。


でも、100Wのパネル1枚でも、スマホの充電と最低限の照明、通信を毎日続けられる計算になるんですよ。


情報が入ってこない不安、家族と連絡が取れない不安。


災害のときにいちばんこたえるのは、そういう部分だったりします。


そう考えると、パネル1枚の価値はかなり大きいと私は思いますね。


本体の入力上限と他社パネルの相性

ソーラーパネルは、大きなものをつなげばつなぐほど速く充電できるわけではありません。


ポータブル電源の本体ごとに、ソーラーから受け取れる電力の上限(最大入力)が決まっているからです。


たとえば1500 Newは最大400W程度までのソーラー入力に対応していますが、上限を超える分は充電速度に反映されません。


他社製のパネルを使いたい場合は、端子の形が違うため変換アダプターが必要になったり、電圧の範囲が合わなかったりすることがあります。


初めての人は、公式サイトで対応が明記されている純正パネルを選ぶのが一番確実です。


SolarSagaシリーズと他社パネルの違いは、Jackeryソーラーパネルと他社製品を比較した選び方ガイドでもくわしく解説しています。


車の走行中に充電するという方法も

車中泊や長距離のドライブが多い人は、車からの充電も選択肢になります。


シガーソケットからの充電は手軽ですが、出力が小さく、1000Whクラスを満充電にするにはかなりの時間がかかります。


Jackeryには、車の電気系統から大きな電力を取り出して走行中に効率よく充電する専用の充電器も用意されていますが、車種によって対応しない場合があり、取り付けには専門知識が必要です。


導入を考える場合は、公式サイトで対応車種を確認したうえで、カー用品店などの専門業者に相談してください。



ソーラーパネルの設置で気をつけたいこと
パネルは影がかからない場所に置き、太陽の方向に向けて角度を調整すると発電量が上がりやすくなります。


一方で、充電中のポータブル電源本体は、直射日光の当たらない風通しの良い日陰に置いてください。


本体が熱くなりすぎると、安全のために充電が止まることがあります。



[PR]本体のみとSolar Generatorセットを比較
パネルも使う予定がある方は、候補の本体と同じ型番のセットを比較してください。パネルの型番・枚数・同梱ケーブル・設置場所まで確認してから選びましょう。

公式サイト内で「Solar Generator」と本体の型番をご確認ください。セットが常に割安とは限らないため、同じ構成の総額で比較してください。


保証・回収・セール時期も確認

出典:イメージ:オンラインショップライフ


モデルが決まったら、最後に「どこで、いつ買うか」を考えます。


ここは私がいつも一番こだわっている部分で、同じ商品でも買い方しだいで数万円の差がついたり、保証の長さが変わったりするんですよね。


公式ストアで買うと保証が長くなりやすい

Jackeryの主要な現行モデルは、公式ストアで購入すると3年保証に2年の自動延長がついて、最大5年保証になります。


ただし、ここは少し注意が必要です。


1500 Newなどの製品ページには「3年+2年の自動延長で5年、保証登録は不要」と書かれている一方、メーカーの保証規約ページでは通常保証は2年(Pro・Plusシリーズは3年)で、延長には製品登録が必要と案内されています。


つまり、同じ公式サイトの中でも、製品ページと保証規約で書き方が違うということ。


買う前に、検討している製品のページと保証規約の両方に目を通して、登録が必要かどうかを確認しておくと安心です。


一方、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモールや家電量販店で買った場合は、販売店やモデルによって保証の条件が変わることがあります。


「どこで買っても5年保証」とは限らないので、購入前に商品ページの保証欄を必ずチェックしてください。


メーカーの保証規定でも、一部製品は通常の保証期間や延長期間が異なるため、各製品ページを確認するよう案内されています(出典:Jackery Japan『保証・返品・支払い・発送について』)。


ECモールはポイント還元が大きい日もあるので、保証の長さとポイントのどちらを優先するか、あなたの考え方で比べてみるといいですよ。


購入先ごとの違いを整理

どこで買うか迷ったときのために、主な購入先の特徴をまとめておきます。



購入先 保証の傾向 価格の傾向 向いている人
Jackery公式ストア 主要モデルで最大5年(3年+2年の自動延長) 季節ごとのセールで大きく下がることがある 保証とサポートを重視する人
Amazon 販売ページの記載を要確認 タイムセールで急に安くなることがある 価格の動きをこまめに追える人
楽天市場・Yahoo!ショッピング 販売ページの記載を要確認 ポイント還元で実質負担が下がることがある ポイントをためている人
家電量販店・ホームセンター 店舗独自の延長保証がつく場合あり 実売価格は店舗ごとに差がある 実物を見て決めたい人


※保証やキャンペーンの条件は変わることがあるため、購入前に各販売ページで必ず確認してください。



実物の大きさや重さを確かめたいなら、まず店頭で持ち上げてみて、買うのはセール中のオンライン、という進め方もありです。


17kgや27kgという数字は、実際に持ってみないとピンとこないですからね。


[PR]購入先を決める前に、候補の購入条件を確認
候補の型番が決まったら、販売価格・送料・配送予定・保証期間・保証登録の要否をまとめて確認しましょう。

リンク先で候補の型番を選んでください。他の販売店と比較するときも、同じ型番・同梱品・保証条件をそろえてご確認ください。


使い終わったあとの回収サービス

ポータブル電源は、ふつうの燃えないごみや粗大ごみとして出すことはできません。


中の電池が押しつぶされると発火のおそれがあり、ごみ収集車や処理施設での火災の原因になるからです。


家電量販店などにある小型充電式電池の回収ボックスも、コンセントがついたポータブル電源は対象外になっているのが一般的です。


Jackeryは自社製品を無料で回収するサービスを行っていて、利用者は送料だけ負担すれば引き取ってもらえます。


回収対象は日本国内で販売されたJackeryのポータブル電源本体で、ソーラーパネルや各種アクセサリーは対象外です。送付方法や対象条件は、メーカーの案内で確認しておきましょう(出典:Jackery Japan『ポータブル電源無償回収・リサイクルサービス』)。


数年後、十数年後の処分まで考えると、回収の窓口がはっきりしているメーカーを選ぶのは大きな安心材料ですね。


申し込みの条件も、表にまとめておきますね。



Jackeryの無償回収・リサイクルサービスの主な条件
項目 内容
対象 日本国内で販売されたJackeryポータブル電源の本体のみ
対象外 ソーラーパネルやアクセサリー類(セットで購入した場合のパネルも対象外)
費用 回収自体は無料。送料は利用者の負担
送り方 自分で用意した段ボールに梱包し、元払いで発送(着払いは受け付け不可)
利用できる人 日本国内に住んでいる、または滞在している人


※内容は変更されることがあります。申し込み前にJackery Japan公式『ポータブル電源無償回収・リサイクルサービス』で最新の送付先と条件を確認してください。



とくに気をつけたいのが、着払いでは送れないという点です。


故障かなと思ったときの相談先

もし調子がおかしいと感じたら、いきなり分解したり、自分で直そうとしたりするのは絶対にやめてください。


リチウムイオン電池は、無理に開けると発火や大けがにつながるおそれがあります。


Jackery Japanには、電話、メール、LINEといった問い合わせの窓口が用意されていて、日本語でやり取りできます。


受付のあとに修理センターへ送って診断してもらう流れになるので、まずは症状を伝えて指示をあおぐのが正解です。


問い合わせるときは、型番、購入日、購入した店舗、どんな症状がいつから出ているかをメモしておくと話が早く進みます。


購入時のメールや注文履歴は、保証を受けるときの証明になるので、消さずに残しておきましょう。


購入から間もない時期に明らかな初期不良が見つかった場合は、条件を満たせば新品と交換してもらえる規定もあります。


「おかしいな」と思ったら、早めに連絡するのがいちばんですよ。


セールが多いので価格の動きをチェック

出典:イメージ:オンラインショップライフ


先ほども触れたとおり、Jackeryは定価とセール価格の差が大きいブランドです。


公式ストアでは季節ごとのセールが頻繁に開かれていて、ECモールでも7月ごろの大型セールや11月ごろのブラックフライデーなどで大きく値下がりすることがあります。


新モデルの発売直後には発売記念セールが行われることも多く、1000 New V3の発売時は約3割引きになっていました。


公式ストアでは、点検や修理を済ませた「整備済み品」が新品より安く出ることもあるので、予算を抑えたい人はのぞいてみる価値があります。


具体的な狙い目の時期や安く買うコツは、ポータブル電源のセール時期と安く買う方法をまとめた記事も参考にしてみてください。



時期 よくあるセール ねらい目度
3 - 4月 新生活シーズンのセール
7月ごろ 大手ECモールの大型セール
8月末 - 9月 防災の日にあわせたセール
11月 - 12月初旬 ブラックフライデー とても高い
年末年始 初売り・在庫処分 中 - 高
新モデル発売直後 発売記念セール


※開催時期や割引率は年によって変わります。最新の情報は公式サイトや各販売ページで確認してください。



ただ、ひとつだけ気をつけてほしいことがあります。


それは、台風シーズンや大きな地震のあとは、価格が下がりにくく在庫も減りやすいということ。


「必要だと感じたとき」は、みんなが同じことを考えるタイミングでもあるんですよね。


本当に必要だと思うなら、落ち着いているうちに準備しておくのが賢い買い方です。


自治体の補助制度が使えることも

意外と知られていないのが、自治体の支援制度です。


防災対策を後押しするために、家庭用の非常用電源の購入費用を一部補助したり、ポイント還元の対象にしたりしている市区町村があります。


対象になる製品の条件、補助の金額、申請できる期間は地域や年度によってまったく違うので、「うちの市はどうかな?」と気になったら、お住まいの自治体のホームページで「防災」「補助金」といった言葉で調べてみてください。


購入してからでは申請できない制度もあるため、買う前に確認しておくのがポイントです。


数万円の補助が出るなら、ワンランク上の容量に手が届くこともありますよ。


安すぎる販売サイトには要注意

最後にひとつ、とても大事な注意点です。


人気ブランドだけに、Jackeryの名前や画像を勝手に使った偽の通販サイトが見つかることがあります。


「定価の半額以下」「今だけ在庫処分」など、あまりにも安すぎる価格で売られているサイトは、商品が届かなかったり、保証が受けられなかったりするおそれがあるので気をつけてください。


公式ストアのアドレスは「jackery.jp」なので、買う前にアドレスや会社情報を必ず確認しましょう。


見分け方のポイントは、Jackeryの偽サイトと正規品の見分け方ガイドで詳しく紹介しています。



購入前の最終チェック
保証期間は購入先とモデルによって違うため、商品ページで必ず確認してください。


セール価格やクーポンは期間限定で、予告なく変わることがあります。


極端に安い販売サイトは偽サイトの可能性があるので、公式サイトや信頼できる販売店を利用してください。



用途別Jackeryおすすめモデル

出典:イメージ:オンラインショップライフ


ここからは、いよいよ用途別のおすすめモデルです。


私のスタンスはシンプルで、初めて買う人は1000Whクラス、家族の停電対策まで考える人は1500Wh以上を基準にしています。


そのうえで、キャンプや車中泊のように「持ち運ぶこと」が中心の人向けのモデルも紹介していきますね。


出典:イメージ:オンラインショップライフ



初めての1台は1000Whクラス

「どれがいいか分からないけど、せっかく買うなら失敗したくない」という人に、私がまずおすすめしたいのが1000Whクラスです。


理由は、容量・出力・重さのバランスが一番とれていて、防災にもキャンプにも車中泊にも「ちょうどいい」からです。


500Whクラスだと電子レンジや電気ケトルが使えず、2000Whクラスだと重くて気軽に持ち出しにくくなります。


その間にある1000Whクラスは、使える家電の幅と持ち運びやすさをちょうどよく両立できる、まさに中心のサイズなんです。


本命は2026年発売の1000 New V3

今から新しく買うなら、本命は2026年7月に発売された1000 New V3です。


容量1024Wh、定格出力1500W(瞬間最大3000W)で、電子レンジやドライヤー、電気ケトルといった消費電力の大きい家電にも対応しています。


重さは約10.6kgで、前のモデルの1000 Newより体積が約19%小さくなり、置き場所にも困りにくくなりました。


電池はリン酸鉄で、充放電6,000回のあとも容量の約70%を保てるとされていて、1000 Newの4,000回から大きく伸びています。


停電したときに自動でバッテリーからの給電に切り替わる機能も、切り替え時間が約0.01秒(10ミリ秒)と速くなりました。


さらに、3口あるコンセントを2つのグループに分けて、アプリから別々にオン・オフできるようになったのも便利なポイントです。


本体カラーはブラックに加えて、日本限定の「パールホワイト」も選べるので、リビングに置いておきたい人にも向いていますね。


これらの仕様は、メーカーが発表したニュースリリースで公表されています(出典:Jackery Japan公式ニュースリリース『累計販売台数No.1シリーズの最上位モデル「Jackery ポータブル電源 1000 New」が2年ぶりに進化』)。


1000 New V3で実際に使える時間の目安

スペックの数字だけだとピンとこないので、「何をどれくらい使えるのか」を表にしてみました。



家電 消費電力の目安 使える時間の目安
スマホの充電 15W 約58時間(回数にすると数十回分)
Wi-Fiルーター 15W 約58時間
ノートパソコン 60W 約14時間
電気毛布 50W 約17時間
扇風機 40W 約21時間
液晶テレビ 120W 約7時間
家庭用冷蔵庫 平均100W程度 約8時間
電子レンジ 1200W 約43分(温めなら数十回分)


※容量1024Whに0.85を掛けて消費電力で割った、あくまで一般的な目安です。実際には家電の使い方や気温で変わります。



こうして見ると、スマホや通信機器なら丸2日以上、電気毛布なら一晩どころか二晩近く使える計算になります。


一方で、冷蔵庫をつけっぱなしにすると、丸1日はもたないことも分かりますよね。


なお、この表は「1台だけをつないだ場合」の数字です。


実際は複数の家電を同時に使うので、そのぶん短くなる点は差し引いて考えてください。


1000 New V3・1000 New・1000 Plusの比較

1000Whクラスには、1000 New V3のほかに、前のモデルの1000 Newと、拡張できる1000 Plusもあります。



比べるポイント 1000 New V3 1000 New 1000 Plus
容量 1024Wh 1070Wh 1264Wh
定格出力 1500W 1500W 2000W
重さ 約10.6kg 約10.8kg 公式サイトで確認
充放電サイクル 6,000回 4,000回 4,000回
停電時の切り替え 約10ミリ秒 約20ミリ秒 約20ミリ秒
容量拡張 不可 不可 最大約5kWhまで可
メーカー価格の目安 109,800円前後 119,800円前後 168,000円前後


※仕様・価格はメーカー公表値をもとにした目安です。最新の情報は公式サイトで確認してください。



基本的には、長寿命で小さくなった1000 New V3を選べば大きな後悔はしにくいと思います。


ただ、前のモデルの1000 Newは、容量がわずかに大きく、在庫が残っている時期にはセールでV3より安くなることもあります。


「少しでも予算を抑えたい」「電池の寿命は4,000回でも十分」という人は、価格を見比べて選ぶのもありですよ。


ちなみに、名前が似ている「1000 Plus V2」という販路限定モデルもあり、こちらは拡張バッテリーをつないで容量を増やせるタイプです。


「New V3」と「Plus V2」は名前がまぎらわしいので、拡張できるかどうかを商品ページで確認してから購入してくださいね。


一方で、「最初は1台で始めて、将来は容量を増やしたい」「2000Wの高出力がほしい」という人は、重さを受け入れられるなら1000 Plusが候補になります。


[PR]1000 New V3を購入候補にした方へ
使いたい家電の出力と必要な使用時間を確認できたら、1000 New V3の現在の価格・在庫を確認してください。旧1000 Newや1000 Plusと型番を取り違えないようにしましょう。

公式サイト内で「1000 New V3」を選び、本体のみかパネルセットかをご確認ください。価格・在庫・配送予定は購入時点の表示をご確認ください。


1000Whクラスでできることの目安

ここまでの数字を、暮らしの場面に置き換えてみます。


停電した夜に、家族のスマホをまとめて充電して、明かりをつけて、テレビやラジオで情報を追う。


これくらいなら、1000Whクラスで一晩は十分にまかなえます。


電子レンジでお弁当を温めたり、電気ケトルでお湯を沸かしたりする短時間の使い方もできるので、停電中でも温かいものが食べられます。


これ、気持ちの面でもかなり大きいんですよ。


一方で、家庭用冷蔵庫をまる1日以上動かし続けたり、エアコンを長時間使ったりするには足りません。


そこまで求めるなら、このあと紹介する1500Wh以上のクラスが必要になります。


「数時間から1日程度の停電で、通信と明かり、ちょっとした調理を守る」。


これが1000Whクラスの現実的な守備範囲です。


据え置きで使いたいならSlimPower H1も

同じ1024Whでも、まったく違う形をしているのがSlimPower H1です。


厚さが約67mmしかない薄型のボディで、冷蔵庫の横や家具のすき間に立てて置いておくことを前提に設計されています。


定格出力は800Wなので、電子レンジやドライヤーのような大きな家電は動かせません。


その代わり、停電したときに素早くバッテリー給電へ切り替わる機能を備えていて、冷蔵庫やWi-Fiルーター、水槽のヒーターなど「止まると困る家電」のバックアップに向いています。


マンション住まいで置き場所に困っている人や、「キャンプには持っていかないけれど家の備えはしたい」という人には、かなり刺さる選択肢だと思います。


持ち出すのか、置いておくのか。


この一点で、選ぶべき形がガラッと変わるのがおもしろいところです。


他社の1000Whクラスと比べたときの位置づけ

正直に言うと、1000Whクラスは各社がしのぎを削っている激戦区です。


同じ1024Whでも、他社には定格出力が1800Wや2600Wという高出力のモデルや、コンセントが5 - 6口あるモデル、あとから容量を増やせるモデルがあります。


充電の速さでも、40 - 60分ほどで満タンになる他社モデルが登場しています。


つまり、Jackeryは「すべての数字で一番」ではありません


では何が強みかというと、1024Whで1500Wという十分な性能を保ちながら約10.6kgに収めた軽さと、6,000回という充放電回数の多さ、そして日本での販売実績とサポート体制です。


数字を極限まで追いかけたい人には他社が合うこともありますし、それは悪いことではありません。


「軽くて、長く使えて、困ったときに日本語で相談できる」という安心感を優先するなら、Jackeryはとても手堅い選択肢になります。


あなたが選ぶときに一番ゆずれないのは、スペックの数字でしょうか。それとも安心感でしょうか。



1000Whクラスが向いている人

  • 初めてポータブル電源を買う人、キャンプ・車中泊・防災をバランスよく1台でこなしたい人。
  • 電子レンジやドライヤーなど、1000W以上の家電も使いたい人。
  • 重さは10kg前後までに抑えて、持ち出しやすさも大事にしたい人。



◆「U.」(ONLINESHOP-LIFEのサイト運営案内人/オンラインショップ探究者)のワンポイントアドバイス

商品ページを比べていて思うのは、1000Whクラスは「迷ったときの逃げ道」ではなく、ちゃんと理由のある選択だということです。


小さすぎて使いたい家電が動かない失敗も、大きすぎて押し入れから出さなくなる失敗も、どちらも避けやすいサイズなんですよ。


まずはこのクラスを基準にして、「もっと軽く」「もっと長く」と感じる部分があれば、上下のクラスに調整していくと選びやすいと思います。



家族の停電対策は1500Wh以上

一方で、「家族で停電を乗り切りたい」「冷蔵庫の中の食べ物も守りたい」と考えているなら、1500Wh以上を基準にするのがおすすめです。


家族が増えるほど、スマホの台数も、使いたい家電の数も増えますよね。


1000Whクラスでも一時的には十分役立ちますが、半日 - 1日を超える停電になると、電気の使い道をかなり絞らないといけなくなります。


在宅避難で本当に必要になるもの

最近は、家が無事なら避難所へ行かずに自宅で過ごす「在宅避難」という考え方が広まっています。


停電していても住み続けられるなら、そのほうが家族もペットも落ち着いて過ごせますからね。


では、在宅避難で電気が必要になるのはどんな場面でしょうか。


まず情報です。


スマホとWi-Fiルーターが動けば、避難の呼びかけや断水の情報、家族の安否確認ができます。


次に食べ物


冷蔵庫が止まると、季節によっては数時間で中のものが傷み始めることもあります。


そして温度です。


真夏の停電で扇風機も回せない状況や、真冬に暖房がまったくない状況は、体力を大きく削ります。


最後に明かり


暗闇の中で過ごす夜の心細さは、経験した人にしか分からないところがあります。


この4つを守れる容量はどれくらいか、と考えると、自然と1500Wh以上という答えにたどり着くんですよね。



在宅避難で優先したい4つの電気

  • 情報:スマホとWi-Fiルーターの電源を切らさないこと。
  • 食べ物:冷蔵庫をできるだけ動かし続けること。
  • 温度:夏は扇風機、冬は電気毛布で体温を守ること。
  • 明かり:夜のあいだ、最低限の照明をつけられること。



家族で1日を過ごすときの電力量の目安

出典:イメージ:オンラインショップライフ


イメージしやすいように、家族3 - 4人が停電中に1日過ごすときの電力量を、ざっくり計算してみました。



使いたい家電 使い方の想定 1日の電力量の目安
家庭用冷蔵庫 1日つけっぱなし(年間消費電力から換算) 約800 - 1,200Wh
スマホの充電 4台を1回ずつ 約60Wh
Wi-Fiルーター 15W×10時間 約150Wh
LED照明 10W×5時間 約50Wh
扇風機または電気毛布 50W×8時間 約400Wh
合計 上の合計に、変換で失われる分を上乗せした数字 約1,700 - 2,200Wh


※冷蔵庫の消費電力は機種や季節、扉を開ける回数によって大きく変わります。あくまで一般的な目安として参考にしてください。



こうして見ると、冷蔵庫を1日しっかり動かしたいなら2000Whクラスがほしくなり、1500Whクラスでも冷蔵庫の電源を時間を決めて切るなど工夫すれば1日近く過ごせる計算です。


停電が2日、3日と続く可能性まで考えるなら、ソーラーパネルと組み合わせて、昼間に少しずつ電気を足していく使い方が現実的ですね。


コスパ重視なら1500 New

家族の備えでまず候補にしたいのが1500 Newです。


容量1536Wh、定格出力2000W(瞬間最大4000W)で、電子レンジや電気ストーブのような消費電力の大きい家電にも対応しています。


重さは約14.5kgで、1500Whクラスとしてはかなり軽くまとまっているのが魅力です。


電池は6,000回の長寿命タイプで、公式ストアでの購入なら5年保証がつきます。


コンセントからの充電は通常約1.5時間、アプリで緊急充電モードを選べば最短80分ほどでフル充電できるとされています。


台風の接近が分かってから充電しても間に合いやすいのは、防災用として心強いですね。


メーカー価格は税込149,800円前後ですが、セール時には大きく値下がりすることが多く、容量あたりの価格で見るとJackeryの中でもお得感が出やすいモデルです。


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停電時に使う家電と使用時間を書き出したうえで、1500 Newの価格・配送予定・保証条件を確認しましょう。

公式サイト内で「1500 New」を選んでください。ソーラーパネルも必要な方は、同じ本体のセット構成と総額を比較してください。


冷蔵庫までしっかり守りたいなら2000 New

もう少し余裕がほしい人には2000 Newがおすすめです。


容量2042Wh、定格出力2200W(瞬間最大4400W)で、2000Whクラスとしては軽い約17.9kgに収まっています。


コンセントからの充電は約1.7時間が目安で、停電時に自動でバッテリー給電へ切り替わる機能も備えています。


先ほどの計算のように、冷蔵庫と通信機器、照明などを1日まかなうことを考えると、このクラスがひとつの目安になります。


17.9kgは片手で気軽に持てる重さではないので、ふだんは家に置いておき、必要なときに部屋の中や車へ移動させるイメージで考えるといいですよ。


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2000 Newが必要な容量・出力・置き場所に合うか確認したら、公式サイトで現在の在庫と配送予定を確認してください。

公式サイト内で「2000 New」を選んでください。売り切れの場合は入荷案内を確認し、代替機種は必要な容量・出力を満たすか比較してください。


数日単位の停電まで考えるなら3000Wh以上

数日単位の停電に備えたい、あるいは在宅で医療機器を使っている家族がいるなど、より本格的な備えが必要な場合は、3000Wh以上のモデルも視野に入ります。


3000 Newは容量3072Wh・定格出力3000Wで、キャスター付きのハンドルなど、家の中を移動させやすい工夫がされています。


3600 Plusは本体3584Whから拡張バッテリーで最大約21.5kWhまで増やせるので、「まずは本体だけ、必要に応じて増設」という使い方ができます。


5000 Plusは100Vと200Vの両方に対応し、家の分電盤とつなぐ構成にも対応する家庭用バックアップ向けのモデルです。


ただし、どれも20kgを超える重さで、価格も数十万円になるので、置き場所や使い方をしっかりイメージしてから検討してください。


分電盤とつなぐような工事をともなう使い方は、必ず電気工事の資格を持つ専門業者に相談しましょう。


ソーラーパネルと組み合わせた3日間の運用イメージ

停電が長引いたときに、実際どう乗り切るのか。


1500Whクラスと100Wのソーラーパネル1枚を使った、3日間のイメージを書いてみますね。


初日は満充電の1536Whからスタートして、冷蔵庫と通信機器、照明を中心に使い、夜までに半分以上を消費します。


2日目の昼間、晴れていればソーラーパネルで数百Wh程度を足せるので、その分だけ夜に使える電気が増えます。


3日目も同じように、昼に少し足して夜に使う、という繰り返しです。


ここで大事なのは、「使う量を減らす工夫」も同時に必要になるということ。


冷蔵庫の扉を開ける回数を減らす、照明はLEDの小さなものだけにする、スマホは複数台をまとめて充電する。


こうした節約とセットで考えると、1500Whクラスでも3日間をなんとかしのげる計算になります。


逆に、ふだんと同じように電気を使おうとすると、2000Whクラスでも1日でなくなってしまいます。


ポータブル電源は「いつも通りの生活を続ける道具」ではなく、「必要なものだけを守る道具」だと考えておくと、備えの計画が立てやすくなりますよ。


電気だけに頼らない備えも大切です。


水や食料、カセットコンロ、電池式のラジオやライトもあわせて準備しておくと、電気の使いどころを絞れて、結果的にポータブル電源も長持ちします。



医療機器や精密機器をつなぐときの注意
停電時に自動でバッテリー給電へ切り替わる機能は便利ですが、切り替えにはごく短い時間がかかり、完全に途切れないことを保証するものではありません。


CPAPなどの医療機器や、少しの電源断も許されない機器に使う場合は、必ず機器のメーカーや主治医に使用できるか確認してください。


ポータブル電源だけに頼らず、水や食料、カセットコンロなど電気を使わない備えもあわせて準備しておくことが大切です。



キャンプ・車中泊向けのモデル

最後に、キャンプや車中泊で持ち運ぶことが中心の人向けのモデルを紹介します。


アウトドアで使う場合は、容量や出力に加えて、「実際にその重さを持ち運べるか」が満足度を大きく左右します


駐車場からキャンプサイトまで歩く距離や、車の荷室の広さも思い浮かべながら読んでみてください。


日帰りやソロキャンプなら240 New

日帰りのデイキャンプやピクニック、スマホやカメラの充電が中心なら、240 Newが手軽です。


容量256Wh、定格出力300Wで、重さは約3.6kgとリュック感覚で持ち運べるサイズです。


LEDランタンや小型の扇風機、ノートパソコンなどを使うには十分ですが、300Wを超える家電は動かせないので、調理家電を使いたい人には向きません。


コンセントのない場所でUSB機器をたくさん充電したい人は、家庭用コンセントを省いてUSB-C出力を強化した300Dも候補になります。


1泊キャンプや冬の車中泊なら500 New

1泊2日のソロキャンプや、冬の車中泊で電気毛布を使いたい人には500 Newがちょうどいいサイズです。


容量512Wh、定格出力500Wで、重さは約5.7kgとこのクラスではかなり軽く、A4サイズより小さい薄型ボディで車内でも置き場所に困りにくいです。


50Wの電気毛布なら、512×0.85÷50で約8.7時間が目安なので、一晩しっかり使える計算ですね。


電池は6,000回の長寿命タイプで、公式ストアでの購入なら5年保証がつきます。


ただし定格出力は500Wなので、電気ケトルや電子レンジ、ドライヤーは使えない点に注意してください。


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使用する家電の出力と必要な使用時間が合うか確認したら、500 Newの本体サイズ・付属品・価格を確認しましょう。

公式サイト内で「500 New」を選んでください。消費電力の大きい家電も使いたい方は、1000 New V3の説明と比較してください。


ファミリーキャンプや連泊なら1000 New V3

ファミリーキャンプや2泊以上の車中泊、キャンプ場で電気ケトルやホットプレートも使いたいなら、やはり1000 New V3が本命です。


家族分の電気毛布を使ったり、ポータブル冷蔵庫を動かしたりしても余裕があり、朝にお湯を沸かすといった使い方もできます。


約10.6kgなので、駐車場からサイトまでの距離が短いオートキャンプ場なら、それほど負担にならないはずです。


「キャンプで使いつつ、家では防災用として置いておきたい」という人にも、一番使い回しがききやすいモデルですね。


車中泊で快適に使うためのコツ

車中泊でポータブル電源を使うなら、季節によって必要な容量がかなり変わります。


夏はサーキュレーターや小型の扇風機が中心になるので、消費電力は1台あたり数十W程度。


512Whの500 Newでも、一晩まわし続けられる計算になります。


問題は冬です。


電気毛布なら50W前後で済みますが、電気ストーブのような暖房器具は数百Wから1000W以上を使うため、容量も出力も一気に必要になります。


「冬の車中泊で暖を取りたい」という場合は、電気毛布と寝袋を組み合わせて消費電力を抑えるのが現実的です。


置き場所にも少し気を配ってください。


本体は熱を逃がすために通気口から風を出すので、荷物にぴったり囲まれた場所ではなく、まわりに少し余裕のある場所に置くのが安心です。


寝る場所のすぐ横に置くと、ファンが回ったときに音が気になることもあるので、足元側に置くなど工夫してみてください。


そして、車中泊ではこまめな換気を忘れずに


ポータブル電源そのものは排気ガスを出しませんが、車内で長時間過ごすときは空気の入れ替えが健康を守ります。


季節ごとの持ち物と電源の組み合わせ

アウトドアでの必要容量は、季節によってガラッと変わります。


この視点で整理しておくと、「どの季節に、どこまで使うのか」が見えてきますよ。



季節 よく使う電気製品 目安の容量 ひとこと
春・秋 照明、スマホ、調理家電を少し 250 - 500Wh もっとも電気を使わない季節
扇風機、サーキュレーター、ポータブル冷蔵庫 500 - 1000Wh 冷蔵庫を使うなら1000Whが安心
電気毛布、電気ひざ掛け、湯沸かし 1000Wh以上 暖房器具は消費電力が大きい
通年(家族) 複数の電気毛布、調理家電、照明 1000 - 1500Wh 人数分で一気に増える


※使う製品や気温によって必要量は変わります。あくまで計画の出発点として使ってください。



冬のアウトドアは、電気に頼りすぎないのがコツです。


湯たんぽや厚手の寝袋、断熱マットを組み合わせれば、電気の使用量をぐっと減らせます。


ポータブル電源はあくまで「快適さを足してくれる道具」。


これ1台で真冬を乗り切ろうとすると、容量がいくらあっても足りません。


アウトドアで使うときの注意点

車での移動が多い人は、シガーソケットから充電できるのが便利ですが、出力が小さいので満充電までには長い時間がかかります。


出発前に家のコンセントで満充電にしておき、車からの充電やソーラーパネルは「補助」と考えるのがおすすめです。


夏の車内に置きっぱなしにするのは絶対に避けてください


炎天下の車内は短い時間でもかなりの高温になり、電池の劣化を早めるだけでなく、故障や事故の原因になるおそれがあります。


テントの中で使う場合は、ポータブル電源そのものよりも、一緒に使う燃焼式のストーブなどに注意が必要です。


燃料を燃やす器具を閉め切った空間で使うと一酸化炭素がたまる危険があるので、換気と一酸化炭素チェッカーを必ず用意してください。


ちなみに、飛行機を使う旅行に持っていきたい場合、160Whを超えるモデルは機内持ち込みも預け入れもできません。


Jackeryで機内持ち込みを検討できるのは、99Whの100 Plusのような小型モデルに限られます。


さらに2026年4月24日からは、モバイルバッテリーの機内持込みに新しいルールが適用されています。


持ち込めるのは160Wh以下で2個まで、座席上の収納棚には入れず手元に置くこと、機内での充電はしないこと、といった内容です(出典:国土交通省航空局『モバイルバッテリーの機内持込みの新たなルールについて』)。


航空会社によって運用が異なることもあるので、搭乗前に利用する航空会社の案内も確認しておいてくださいね。


長く使うための保管とお手入れ

キャンプや車中泊から帰ったあと、どうしまうか。


ここで、数年後の状態に差がつきます。


保管のポイントはシンプルで、温度残量の2つです。


温度は、直射日光が当たらず、暑くなりすぎない室内が基本。


夏の車内は短時間でも高温になるので、使い終わったら必ず車から下ろしてくださいね。


残量は、満タンのまま何か月も置きっぱなしにするのも、ゼロのまま放置するのも、どちらも電池にはよくありません。


長く使わないときは6 - 8割くらいの残量にして、数か月に一度は電源を入れて残量を確かめ、減っていたら少し充電する。


このひと手間があるだけで、いざというときに「電源が入らない」という事態をかなり防げます。


アプリに対応したモデルなら、充電の上限を抑える節約モードを設定しておくと、いちいちコンセントを抜く手間も省けますよ。


本体の表面や通気口にほこりがたまったら、乾いた柔らかい布でやさしく拭き取ってください。


通気口がふさがると熱がこもりやすくなるので、ここは意外と大事なお手入れポイントです。


そして何より、年に一度でいいので「試しに使ってみる」のがおすすめ。


キャンプでも、家での在宅ワークでも構いません。


いざというときに慌てず操作できるかどうかは、ふだん触っているかどうかで決まりますから。



シーン おすすめモデル 選ぶ理由
日帰り・ソロキャンプ 240 New 約3.6kgで持ち運びやすく、スマホや照明に十分
1泊キャンプ・冬の車中泊 500 New 約5.7kgで電気毛布を一晩使える容量
ファミリーキャンプ・連泊 1000 New V3 1500W出力で調理家電も使え、防災にも兼用しやすい
USB機器の充電が中心 300D コンセントはないがUSB-C出力が強く軽い


出典:イメージ:オンラインショップライフ



Jackeryのポータブル電源に関するよくある質問(FAQ)

出典:イメージ:オンラインショップライフ



Q1. Jackeryの読み方は?どこの国のメーカーですか?

A. 正式な読み方は「ジャクリ」です。


「ジャックリー」「ジャクリー」と呼ばれることもありますが、同じブランドを指しています。


2012年にアメリカ・カリフォルニアで生まれたブランドで、グループの中核企業は中国・深?に拠点を置いています。


日本では株式会社Jackery Japanが販売やサポートを担当しているので、日本語での問い合わせや国内での修理受付を利用できますよ。



Q2. 1000 New V3と1500 Newはどちらを選べばいいですか?

A. 持ち運びやすさを優先するなら1000 New V3、容量と出力の余裕を優先するなら1500 Newがおすすめです。


1000 New V3は約10.6kgで、キャンプや車中泊にも気軽に持ち出せます。


1500 Newは約14.5kgと約4kg重くなりますが、容量は約1.5倍、定格出力も2000Wに上がるので、家族での停電対策を重視するなら安心感があります。


セール時期によって2機種の価格差は変わるので、公式サイトで最新の価格を比べてから決めてくださいね。



Q3. 公式サイトとAmazon・楽天市場では、どこで買うのがおすすめですか?

A. 保証の長さを重視するなら、主要モデルで最大5年保証がつく公式ストアが安心です。


一方で、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングは、タイムセールやポイント還元で実質的な負担が小さくなることがあります。


ただし、購入先によって保証の条件が変わる場合があるので、商品ページの保証欄を必ず確認してください。


極端に安い見慣れないサイトは偽サイトの可能性があるため、公式サイトや信頼できる販売店を選ぶようにしましょう。



Q4. 防災用にしまっておくとき、どう保管すればいいですか?

A. 直射日光が当たらず、暑くなりすぎない風通しの良い室内で保管するのが基本です。


夏の車内や、湿気の多い物置での長期保管は避けてください。


残量ゼロのまま放置すると電池を傷めて充電できなくなることがあるので、数か月に一度は電源を入れて残量を確認し、必要に応じて充電しておくと安心です。


保管に適した残量や温度の範囲はモデルごとに違うので、お手持ちの機種の取扱説明書に従ってください。



Q5. 使わなくなったJackeryのポータブル電源は、どうやって処分しますか?

A. 一般のごみとして出すのは避け、まずはJackeryの回収サービスを利用するのがおすすめです。


Jackeryでは自社製品を無料で回収していて、送料だけ自己負担で引き取ってもらえます。


家電量販店などの小型充電式電池の回収ボックスは、コンセントがついたポータブル電源は対象外になっているのが一般的です。


膨らみや破損がある場合は、発送する前に必ずメーカーのサポートに状態を伝えて、指示に従ってください。



Jackeryポータブル電源はどれがいい?まとめ

出典:イメージ:オンラインショップライフ


ここまで、Jackeryのポータブル電源について、評判や特徴、ラインナップ、選び方、用途別のおすすめモデルを見てきました。


最後に、この記事のポイントをまとめておきますね。



  • Jackeryは日本での販売実績が長く、軽さや長寿命の電池、公式購入での最大5年保証、無料回収などの安心感が強み
  • 定価とセール価格の差が大きく、表示容量のすべてをコンセントで使えるわけではない点には注意
  • Newシリーズは軽さと手軽さ、Plusシリーズは高出力とあとから容量を増やせる拡張性が特徴
  • 家電の消費電力から定格出力を、使いたい時間から容量を逆算すると失敗しにくい
  • 純正ソーラーパネルとのセットなら、停電が長引いたときやキャンプの連泊でも電気を足しやすい
  • 初めての1台は1000 New V3を中心とした1000Whクラスが基準
  • 家族の停電対策は1500 Newや2000 Newなど1500Wh以上が基準
  • 日帰りやソロキャンプなら240 New、1泊や冬の車中泊なら500 Newも候補


Jackeryは、小型モデルから家庭用の大型モデルまで容量のバリエーションが広く、ソーラーパネルとのセット運用もしやすいブランドです。


だからこそ、「なんとなく人気だから」ではなく、「自分は何の家電を、どれくらいの時間使いたいのか」から考えることが、満足できる1台に出会う近道になります。


私自身、いろいろな商品ページを見比べてきて思うのは、ポータブル電源選びで後悔する人の多くは、スペックを読みまちがえたというより、自分の暮らしをイメージしきれていなかったということです。


「どこに置くのか」「誰が運ぶのか」「何を動かしたいのか」。


この3つを紙に書き出してみるだけで、候補はぐっと絞れます。


そして、急ぎでなければセールの時期を待つ。


この2つを押さえておけば、大きな失敗はしにくいはずです。


[PR]候補が決まったら、型番と購入条件を最終確認
1000 New V3・1500 New・500 Newなど、本文で選んだ候補の型番を公式サイトで確認してください。本体のみかパネルセットかも、購入前に見比べましょう。

価格・在庫・配送予定・保証条件は購入時点の表示をご確認ください。迷っている方は、用途別の候補一覧へ戻れます


そして、届いてからが本番です。


箱から出してそのまましまい込んでしまうと、いざというときに戸惑ってしまいます。


最初にこれだけはやっておく、というリストを作っておきました。



届いたら最初にやること

  • 満充電にして、充電にかかる時間を体感しておく
  • 使う予定の家電を実際につないで、動くことを確認する
  • 本体の電源の入れ方、出力口のオン・オフを家族にも共有する
  • アプリ対応モデルなら、アプリを入れて接続まで済ませておく
  • 停電時にすぐ取り出せる置き場所を決める
  • 保証書と購入履歴を、すぐ見つかる場所に保管する
  • 次に残量を確認する日をカレンダーに入れておく



とくに大事なのが、家族にも使い方を共有しておくことです。


停電したとき、あなたが家にいるとは限りませんからね。


出典:イメージ:オンラインショップライフ


ポータブル電源は、買った日から毎日活躍する家電ではありません。


押し入れで静かに眠っている時間のほうが、ずっと長いかもしれない。


それでも、停電した夜にスマホの明かりが消えずにすむ、冷蔵庫の中身が守られる、子どもがいつもどおり眠れる。


そういう「いつもどおり」を守れる道具だと考えると、決して高すぎる買い物ではないと私は思います。


迷ったら、初めての人は1000Whクラス、家族の停電対策まで考える人は1500Wh以上を基準にしてみてください。


なお、記事内の価格や仕様、保証内容はあくまで執筆時点での目安で、セールや製品の改良によって変わることがあります。


正確な情報は必ずJackery公式サイトで確認し、医療機器への使用や家の電気設備とつなぐような使い方については、機器のメーカーや電気工事の専門業者に相談したうえで最終的な判断をしてください。


あなたの暮らしに合った1台が見つかって、キャンプも停電への備えも、もっと安心して楽しめるようになることを願っています。



Jackeryポータブル電源の販売会社情報

販売会社名 株式会社Jackery Japan
販売会社住所 東京都港区新橋1-11-2 I/O SHIMBASHI 2F
販売会社ホームページ 株式会社Jackery Japanはこちら>
購入先 公式サイトはこちら>



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購入前に、選んだ型番の価格・在庫・セット内容・保証条件をご確認ください。


※価格やキャンペーン情報は変更される場合があります。最新の条件はリンク先でご確認ください。



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